ATケース環境にハマらない(欲しいならeBayで買え)

日本ではATケース環境は絶滅種だという話。

AT(DOS/V)環境を作るにあたり当然の様にATXケースを使っているが、ハードオフ巡りをしていたところ、Baby ATのマザーボードとATのデスクトップケースを発見した。両方ともワンコイン程度の値段だったので買ってきたのだが、ATX未満の環境はなかなかしんどい。

状況はATケースで一番顕著に表れていると思う。CPU等と比べて、値段の割にやたらと大きいケースは不良在庫化する売り物の筆頭なのだろう。国内ではその存在を全く見ない。

私の大好きな秋葉原最終処分場さんが、ケースを入荷するたびに100円で売り払うのもその辺(不良在庫化)に要因があるのかなと思いながら眺めている。

秋葉原最終処分場
https://junk.co.jp/

ATマザーボードはそこまでの状況ではないのだが、こいつはキーボード以外のI/Oがケーブル引き出しであり、2020年辺りの中古のATマザーボードはそのケーブル類がほぼ無い。入手してもキーボードしか動かない。しかもそのキーボードコネクタもPS2じゃないぞ、ATコネクタだ。AT->PS2変換ケーブルも大抵無いぞ。

ということで、日本ではAT環境が絶滅したのだが、そうでない国がある。米国だ。ATが生まれた国であり、乾燥した国土をもつ米国は電子機器や自動車の保存には最高の環境だ。まずは以下の動画見てほしい、1980~1990年辺りのパソコンの在庫が30年以上そのままになっている倉庫の動画だ。

Exploring a MASSIVE Retro Computer Warehouse!
https://www.youtube.com/watch?v=rvM82T3C2Ik

私はこの動画にいたく感動してこの倉庫のFacebookのグループ(!)に入会した。入会条件に「倉庫の中身を売ってくれと言わない」的な内容があって、そうなるよねぇと思った次第だ。生きている間に一度眺めに行きたい。Facebookグループ内の書き込みで「アメリカに旅行に行くがここに行きたい」という書き込みがあって非常に共感した。

話は戻り、日本でこの状況を打開したい場合はどうするかといえばeBayだ。eBayではI/Oケーブルも含め、AT規格のパーツが買えるので見てみるのが良いと思う。

もちろんATケースも買える。何なら新品のATケースだって買えるが、そこは察しの通り、海外からの発送は納期は長いし送料が凄いことになる。経済的合理性は全くない、完全に趣味の世界だ。それに、送られてきたケースが凹んでたりした日には「お客様は神様ではない国」の人と交渉をしなければいけないので面倒くさいことこの上ない。我こそは真正のマニアでしかもM属性という方には是非ケースの入手にチャレンジしてもらいたい。

M属性のない方々は壊れる心配がなく、品代が安く、送料も安い国際郵便で発送ができるケーブル・コネクタ類等からチャレンジしてみることをお勧めする。