F-07C・バックアップ・セットアップ

バックアップを取って、環境をいろいろいじってみた。

無線LAN
内蔵の無線LANは、1×1の11n、75Mbpsでリンクが可能だが、アンテナが弱いらしく、環境によってはどうにも通信が安定しない。自宅の様なアクセスポイントの近い環境ならいいが、オフィスみたいに無線LANが複数あってどれも微妙に遠いような環境での動作は苦手なようだ。ホットスポットでどうなるかは試していないが、予想では微妙な感じになるだろう。

デフォルトの設定では、RF KillとPower ManagementがEnableになっていて、起動時に電波が止まっているが、デバイスマネージャから変更が可能だ。

Intel内蔵Display
BIOS画面が縦画面だったので、もしやと思ったが、Windowsも縦が定位置だった。つまり、1024×600ではなく、正確には、600×1024が正しい画面サイズだ。それを回転させて動かしている。バックアップ作成画面は縦だ。

とりあえず、120DPIにする。縦600ドットで120DPIにすると、実質縦480ドットになり、OSの設定画面すら縦がはみ出すような事になるが、それでも字はでかい方がいい。私は目は悪くないほうだと思うが、96DPIではとてもじゃないが操作する気にならない。

OrkTrailのグラフィクスは、潜在能力を発揮するにはかなり難がある出来のドライバしかないようで、Aeroの表示はボロボロといっていい。表示品質のアラを隠すため、出荷状態でAeroはOffになっている。とはいえ、Aeroを有効にしないとただでさえ遅いCPUにさらに負荷がかかるため、ここは品質に目をつぶってAeroをOnにするのが男だろう。透過処理の無い2Dアプリならほぼ問題ない。

アンチウィルス ソフトウェア
Norton Internet Security 2011はリソース食いでこの端末には合わない。私は、使用するリソースが少ない、Panda Cloud Antivirusを利用した。画面が大ぶりで、そういう意味でも小さい画面のこの端末に合っているんじゃなかろうかと思う。

Panda Cloud Antivirus
http://www.cloudantivirus.com/en/

チューニング
画面効果の変更、サービスの停止等、素人でも出来そうな類の変更は予め既に実施済みだった。気が利いているというか、そこまでやってこの程度かというか、とにかく苦労が伺える。とりあえず、ダンプを取るのを止めてみたり、リストアポイントを全く作らない設定にしたりしてみたが、インストール・アンインストールに失敗すると即致命的な事態になり得る。富士通製のバックアップツールがあるので、実施環境が整うまでの試行錯誤の段階では、まめにバックアップを取るべきだろう。