Microsoftの本気はいつもVersion 3以降? Surface 3でMSは本気を出したのか?

Surface 3が発表された。

http://www.microsoft.com/surface/en-us

OSのネガをHW構成で誤魔化した駄作の初代。佳作だが、このスペックをMSが出すことに何の意味があるのかいまいち図りかねた二代目を経て、三代目の登場だ。

この3代目で、MSはWindows tabletのキャラをある程度掴んだと思われているらしいが、パッと見では、初代からある程度の評価を得ていたタッチカバー・キーボードカバーを継承しつつ重さと画面解像度のバランスを取っただけにみえる。

12インチ2160×1440画面解像度は、Windows 8.1が最適化されている解像度1920×1080に対してちょっとだけ大きくした程度であり、3K, 4Kまで高解像度化した画面サイズに現行のWindows 8.1が対応できていないことをまたもや誤魔化しているように見える。敢えて言えば16:9の液晶サイズはもう止めましょう。というメッセージと読めるのだが、スマートフォンやテレビとの兼ね合いもあるので全部が全部MSの言うとおりになるとは思わないし、第一、1920×1080は別にそれほど悪い解像度ではない。個人的には好き。

MSが作るものは、フラッグシップ的な性格が薄いというか「ちゃんとベンチマークをやり過ぎて面白くない」というか、「トヨタ的」というかなんかこうコレジャナイ感があるのだが佳作以上の出来にはなっていそうなので、法人向けとかには人気が出るんじゃないかと思われる。