Windows 8.1がリリースされ早4ヶ月、Wireless Display (Miracast)を取り巻く環境はちょっとだけ変化した。
Actiontec Screenbeam Pro 日本上陸
ラトックシステムが代理店になり、Screenbeam Proがぐっと買いやすくなった。Screenbeam Proは今(2013/12/28)のところWindows 8.1に対応していると表明している唯一の製品である。
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/wdtv1.html
製品の質としてはこれに接続できない端末は「端末の方が悪いかも」と考える必要がある唯一のアダプタなので、何も考えずにこれを買えって感じではある。
直販より高いのだが、その辺は安心料だと思ってもらうしかない。
Windows 8.1用ドライバ鋭意更新中
前回からドライバの更新が幾度となくかかっているが、下記のバージョンはWireless Display的にはなかなか安定している良いドライバだといえる。
Windows 7/ 8 / 8.1* 64 ビット版用インテル® Iris™ グラフィックス・ドライバーおよび HD グラフィックス・ドライバー version 5.33.8.64.3345
https://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=23405&lang=jpn
Intel® PROSet/Wireless Software for Windows 8.1 version 16.7
https://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=23493&lang=jpn
Firmwareも鋭意更新中(のものもある)
NETGEAR PTV3000のサポートOSには未だにWindows 8.1は無いが、修正履歴にWin blue(blueはWindows 8.1の開発コードネーム)向けの修正が入っているので、前回のFWよりは良いのだろう。
NETGEAR PTV3000 Firmware version 2.4.26
http://www.netgear.jp/products/details/PTV3000.html
とはいえ、Screenbeamは既にWindows 8.1に対応済みなので出遅れていることには変わりは無い。
一方、IO DATAのミラプレはそもそもPCに対応していないのでWindows 8.1上の動作を期待してはいけない。
http://www.iodata.jp/product/av/ga/wfd-hdmi/
前々回にも似たようなことを言ったが、Miracastという規格を元に製品を作ったからといって全ての機器で接続性が保証されているとは限らない。
接続性の保証という点においては、各々の製品が自分が使っている機器をサポートしているかを必ず確認する必要がある。